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【疑問解決】参考書は最新版を使うべきなのか?古い参考書を使用した場合のデメリットを現役エンジニアが解説!!

参考書が高いからメルカリで中古のものを買いたいんだけど。。。

友人から1年前の参考書もらったけど、これで勉強していいの?

このように、人からもらった1年前の参考書や中古の参考書で勉強してもいいのかわからない人は多いのではないでしょうか。(自分もその一人でした。)

本屋で参考書を買おうとすると、2000円や3000円を超えるものもあります。

一方メルカリで検索すると1年前の参考書が半額で売られてたりするので、こっちで勉強できたらお金の節約になるのになぁと思ってました。

この記事では、古いの参考書を使った場合のデメリットを中心に解説し、最新の参考書を使ったほうがいいのか、古い参考書を使いたいときはどのような対応をすればいいのかについて説明します。

この記事で理解して欲しいこと

  • 古い参考書を使用した場合のデメリット
  • できるだけ最新版を使うべきなのか
  • 古い参考書を使用する場合の対応

結論 参考書は最新のものを使うべき

意見は人それぞれだと思いますが、私は、よほどの理由がない限り最新の参考書を使用するべきだと思います。

理由は2つあります。

最新の参考書を使うべき理由

参考書に乗っている範囲が、試験の内容に限りなく近い

IT業界は技術進歩が激しく、たとえ出題範囲やシラバスが改定されていなくても出題される用語が増えていく


そして、これら2つの理由を踏まえて、1年前や古い参考書を使っていた場合、どんなデメリットがあるのか説明します。

古い参考書を使用していると試験本番の大切な1点を失う可能性がある

古い参考書を使用するデメリットは古い参考書を使用していると試験本番の1点を失う可能性があるという点です。

例えば、後1問間違えれば不合格という状況だったとしましょう。

そんな状況で、最後の問題が古い参考書には記載されていない内容の問題だったら、あなたは古い参考書を使っていたせいで落ちてしまいます。

そういったケースで、大切な1点を取りこぼす可能性があるというのが、古い参考書を使用するデメリットになります。

それでも古い参考書を使って合格したい場合

それでも古い参考書を使って合格したい人も多いと思います。

その場合、まず前提としてシラバス(他の試験だと試験要綱)が異なる参考書だけは使用しないでください。

シラバスが異なる場合、新しい用語に対応していないだけではありません。シラバスが異なるということは、受験者に求められる知識量が異なるということになります。

例えば、2022年4月から適用になる ITパスポート シラバスVer6.0では、今まで問われることがなかったプログラミング的思考力を問う問題(疑似言語を用い問題)が出題されることになりました。当然、この内容は古い参考書には記載されていないので、初見でこの問題を解くのは難しいでしょう。

なので、古い参考書でもシラバスが同じ参考書を選ぶようにしてください。

では、ここからは古い参考書を使用して受かりたい人向けの勉強法について解説します。大きく分けて、2つあります。

8割得点できるように目指す

私が最近購入したITパスポートの参考書によると、シラバス4.0からシラバス5.0への移行に伴い、新しい用語が100個ほど追加されたようです。

ただ、本番の試験ではこの100個の用語全てが出題されるわけではありません。

つまり、新しい用語の問題がまったく解けなくても、それ以外の問題に正解できれば受かる可能性はあります。(それが試験を受ける姿勢として正しいかは別として)

そして、8割〜9割ほど取れる実力が身につくと、初見の問題でもある程度対応できるようになります。

そうなれば、新しい用語を問う問題でも何個かは正解できるかもしれません。

自分でトレンドの技術や、近年発生したセキュリティ事件などを調べる

参考書に記載されていない内容を自分で調べることができるのであれば、古い参考書でも問題ないです。

例えば、「世界で〇〇というランサムウェアが流行している。この〇〇は△△の脆弱性を利用している。対策は××」というのを自分で調べられる人や、興味があってすでに知っている人は、古い参考書でも大丈夫です。

ただ、個人的には古い参考書を使いつつ、参考書に記載されてない内容を自分で調べるのであれば、最初から新しい参考書を買えばいいのでは??と思ってしまいます。

なので、古い参考書で合格したいのであれば、8割合格を目指すというのが一番なのではないかと思います。

まとめ

この記事をまとめると次のようになります。

まとめ

  • 参考書はできるだけ最新のものを使用するべき
  • IT業界は進歩が激しいので、新しい用語が毎年のように誕生する
  • 古い参考書を使用していると、新しい用語に対応できず1点を失ってしまう。その1点が合格を左右することも
  • 古い参考書で合格したいときは1点を失っても合格できるように8割を取れるように勉強する

私は、1点に左右されて不合格になるのが嫌なので新しい参考書を買うようにしています。

私も中古の安い参考書で節約しながら合格したい、友人からタダでもらった参考書で合格したいと言う気持ちはすごくわかります。

古い参考書を使うと合格できないわけでもありません。

ただ、一つ頭に入れておいて欲しいのは、受験料は参考書よりもっと高いと言うことです。今年の4月からITパスポートも7500円に値上がりしました。7500円は参考書が2〜3冊買えてしまう値段です。

資格取得で一番節約になるのは、安い参考書を買うのではなく、一発合格することです。

もし、これを読んでいるあなたが節約を理由に、古い参考書を使用するつもりなのであれば、一度この記事の内容を考えてみてください。

もしかしたら、最新版の参考書を購入し、一発合格を目指すほうが節約になるかもしれませんよ。

勉強法についての記事は以下です。

この記事を読んでいただいてありがとうございます。
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